東風(こち)吹かばの「飛梅伝説」が生まれた御神木「紅和魂梅」です。北野天満宮(2009年初春)

「みんなどうか元気で」と思う人で、この季節、この町はできているみたいだ。(2009年春)

梅の季節は、はんなりとした京都らしさが町にただようと感じながら、京都「七野」のひとつ北野にあり、京都の人々からは「北野の天神さん」と呼ばれ、親しまれている京都では御所の四方の鬼門の北西を護る「北野天満宮」を訪れる。

この社は幼い頃から勉強熱心で最年少で国家試験に合格し、右大臣にまで上り詰めた学問の神様で知られる菅原道真公をお祀りする、全国のおよそ12000社あると言われる天神様、天満宮の総本社である。

北野天満宮の主祭神である菅原道真が太宰府左遷の際に詠んだ有名な歌が「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな

拾遺和歌集に詠まれ、平安時代中期の学者/大江匡衡筆の楼門の額文に「文道大祖・風月本主」と称えた菅原道真公は、ことのほか梅を愛され、その梅が主である道真を慕って、一晩のうちに太宰府に 飛んでいったという「飛梅伝説」が生まれた。その梅が御神木の「紅和魂梅」です。

この伝説により北野天満宮の神紋には梅があしらわれている。また菅原道真は学問の神さまとしても知られていて、学問の神さまとして有名なのです。

北野天満宮の約2万坪の境内には50種約2000本の梅が植えられており、早咲きの梅は12月中句頃から蕾がふくらみ始め1月初旬には冬至梅・照水梅・寒紅梅等が寒さの中、春を告げるかのように咲き始め境内一円馥郁な香りで包まれる。境内の南側の梅苑は例年2月初旬から公開され紅梅・白梅・一重・八重等の順に咲き始め、2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期となる。 梅の香りに誘われるように梅の季節には大勢の参拝客が訪れます。また2月25日は道真の祥月命日とされ梅花祭が行われる。承元3年(1209)に始まった歴史あるものです。

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